私の街 ~高円寺 ②

以前にも書いたが『高円寺』は隣の区ながら、昔から馴染みのある街だ。
今日も腰のリハビリで病院に行った帰りに商店街を歩いてきた。
商店街を歩くのが、このところ気に入っている。
それほど遠くないため意味がないかもしれないが、「もし引越しをするなら高円寺周辺に住んでみたい」
とまで思う。

『高円寺』というと、いくつか思い出がある。
中でも最も思い出深いのは、学生時代のアルバイト。
高円寺駅前から少し離れるが、JR中央線沿いにあるコンビニエンスストアでアルバイトをした。
大学1年の終わりから4年の卒業前まで続けた。

大学1年の後期試験が終わった後、アルバイト先を探すことにした。
夏休みに何もしなかったこともあり、長期休暇を無駄にしたくなかった。
金銭的には定期代や小遣いを親からもらっていたことから、また無駄遣いすることもなかったため
特に困ることはなかったが、友人たちとの付き合いが増え、少し余裕も欲しかった。
そして、何よりも社会勉強をしたかった。

そんなとき、たまたま自転車で通りかかったのが、バイトをすることになるコンビニの前である。
「アルバイト募集」のポスターが貼ってあった。
それまで「コンビニでバイト」という発想はなかったのだが、すぐにピンと来た。
自宅から適度に離れているため、知っている人に会うこともなさそうだった。
電話番号をメモし、履歴書を書いてから電話する。
すぐに面接となり、採用してもらった。

バイト先は、数ヶ月前までは酒屋だった。
私も最初はそのイメージがあり、前を通ったときに「コンビニに替わったんだ…」と驚いた。
今では珍しくないが、元が酒屋だったことから当時としては珍しくアルコール類も販売するコンビニだった。

私が担当したのは、深夜帯である。
この頃、だんだんと増え始めた24時間営業だった。
夜の10時から朝の7時、または8時まで勤務する。
長期休暇のときは他の曜日も入ったが、大学の講義がある時期は土曜の深夜にバイトをした。
アルコールを扱っていることもあり、土曜の深夜はお客が多く忙しかった。

お店を経営されているのは、ご兄弟だった。
お兄さんを「オーナー」と呼び、弟さんを「店長」と呼んだ。
最初は、全体的に手さぐりな感じがあった。
本部から指導みたいなこともあったようだが、今ほど徹底したものでもなかった感じがする。
そんなこともあってか、バイトからアイディアなどを出すと、オーナーや店長は採用してくれた。
バイトである私たちを信頼してくれて、暖かく見守ってくれたと思う。
だから、私たちも積極的にお店のためになることを考え、みんなで協力した。
アットホームな雰囲気とやりがいのある雰囲気ができた。

そのうち、兄弟でバイトする人が増える。
バイトしている兄や姉が、弟や妹に薦めるのだ
どうせバイトをするなら、安心できるところがいい。
中には3兄弟でバイトをした人もいた。
実際、私の妹も短大に進学した後にバイトをさせてもらった。

同じバイトでも24時間営業だと、中にはまったく顔を知らない人もいてもおかしくないだろう。
だが、ここでは接点がなくても誰がいるのかわかるくらい連帯感のようなものがあり、心地良かった。

画像

私がアルバイトした当時は、「ヤマザキデイリーストア」だった。
それから何年かして「ampm」になったのは知っていたが、今は「SHOP 99」だそうだ。
ここしばらく、この辺りを通っていなかったため気が付かなかった。

今も「オーナー」や「店長」が経営しているようだが、お店に入ってみることには躊躇する。
懐かしい感じはするものの、どんな顔をして入ればいいのか気恥ずかしい(苦笑)
でも、学生時代に“良い大人の人”と出会えたことに今も感謝する気持ちがある。
もう18,9年くらい前のことだが、楽しかった思い出のあるバイト先だった。


こちらでのアルバイトの思い出は他にもあるので、また別の機会にしたいと思います。

次回は、『東中野から大久保』を予定していますが、変更するかもしれません(^^;


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